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◎継続される自分らしさ

 毎年6月初旬に高校の同窓会が開催されます。このところほぼ毎年出席しているのですが、
ここで強く感じることは、

  自分のことはさておき、友人たちは皆、
  「そいつらしい」選択をし、
  「そいつらしく」生きている

ということです。

 もちろん、全員が順調に何事もなく生きているはずはありません。
 しかし、「結果として」そいつらしいなあ、と思わざるを得ないのです。
 「結果として」と書いたのは、
 そいつらしくない生き方や選択をした場合には後戻りしたり、選択し直したりしている話が、
必ずと言ってよいほど出てくるからです。

 付け加えると、一旦異なる選択をした姿や、後戻りや回り道をする姿さえ、
「そいつらしい」と感じるのです。

 自分のことを棚に上げて書いてきましたが、私以外の同級生が私のことを評したら、
やっぱり、お前らしいよ
と言うのでしょう。

 誰もが知らず知らずのうちに、自分らしさを継続している。
そして、これからもきっと・・・

    (2010年6月作成)