あるソフトウェアの営業マンの訪問を受けました。
かなり年輩の方で、受け答えのテンポが遅くて、少しイライラしてしまいました。
そのイライラ感の中で、以前とは異なった感覚に気づきました。
自分も「年輩」と呼ばれるようになったらテンポが遅くなって、
現役バリバリのビジネスマンからは疎まれるのだろうな
という感覚です。
10年前の自分であれば、そんなことには気付かずに、
ただイライラしただけだったでしょう。
イライラ感を押さえられず、目の前の営業マンにぶつけたかもしれません。
積極的にとらえれば、色々なことに気づける年代になってきた、
ということかもしれません。
消極的にとらえれば、自分が歳を取ってギラギラ感を失ってしまった、
ということかもしれません。
(2010年7月作成)