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◎テンポの遅い営業マン

 あるソフトウェアの営業マンの訪問を受けました。
 かなり年輩の方で、受け答えのテンポが遅くて、少しイライラしてしまいました。

 そのイライラ感の中で、以前とは異なった感覚に気づきました。

   自分も「年輩」と呼ばれるようになったらテンポが遅くなって、
   現役バリバリのビジネスマンからは疎まれるのだろうな

 という感覚です。

 10年前の自分であれば、そんなことには気付かずに、
ただイライラしただけだったでしょう。
 イライラ感を押さえられず、目の前の営業マンにぶつけたかもしれません。

 積極的にとらえれば、色々なことに気づける年代になってきた、
ということかもしれません。
 消極的にとらえれば、自分が歳を取ってギラギラ感を失ってしまった、
ということかもしれません。

   (2010年7月作成)