コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎Never Say Urayamasii

 あることがきっかけで、連絡を再開した大学の後輩から、

  (私から)学生時代にもらった絵葉書に
  Never Say Urayamasii

と書いてありました、
という思い出話をいただきました。

 そんなことを彼に旅先から書いた、という記憶は残っていませんでしたが、
なぜ、Never Say Urayamasii
という言葉を書いたのか、は思い出すことができました。

 自分より目上の人たちが、旅をする自分の姿を見て、

   君が羨ましい

という言葉を何度も聞いたのです。

それが、寂しかった。そういう大人にはなりたくない。
自分は、旅人よりも年長者になっても、決して「君が羨ましい」とは言うものか!
と強く想ったのです。

 そんな記憶が蘇った今、年下の旅人を見ても
   君が羨ましい
とは、想わないような気がします。

    (2010年8月作成)