私は腰痛持ちで、ギックリ腰を何度か経験しています。
さて、一般にギックリ腰は、
重い物を持った瞬間に
クシャミをした途端に
といったことが原因のように言われますが、
経験的には、
疲れているという自覚症状が麻痺していて
疲労の限界値を超えた瞬間
に発症しているようです。
(重い物やクシャミは、限界値を超える際の引き金に過ぎません。)
自覚症状が麻痺している、ということは、色々な意味で「危険」です。
たとえば、精神が疲れている、という自覚症状が無いと、心が壊れてしまう。
良いことではありませんが、心が壊れてしまった、壊れかけたという実例をいくつか見てました。
心が壊れかけている、壊れてしまった状態になっても、本人に自覚症状が薄く、
回復までに多くの時間を要する所まで止められないようです。
自覚症状を感じにくい内臓疾患も、それが原因で悪化してしまうそうですね。
それに比べると、ギックリ腰は、健康的とも考えることができます。
ギックリ腰は、暫く安静にせざるを得ない、ということで、
強制的に休む状況を作ってくれるのだから(我ながらとてもポジティブな考えです)。
(2010年8月作成)