外国から珍しいモノを輸入して販売する、という商売は、
昔からあるし、今もあります。
A国の国内でしか売られていなかったX社のある商品αを、
日本のY社が、日本国内で独占販売できるように、
X社に掛け合うとします。
X社や商品αが日本で知られていないならば
αing
などという商標を出願した上で、X社との交渉に臨むのが良いのか、
X社との交渉が終えた上で、商標出願をした方がよいのか、
Y社とすれば悩ましい。
御社(X社)と提携できることを前提に、出願しておいたよ!
という強引な交渉もありましょうし、反対に、
提携関係が契約できたらすぐ出願できるように準備しておく
という慎重な交渉もありましょう。
いずれにしても、交渉って大事ですし、その交渉を含めてアドバイスを
求められることも増えてきたように思います。
(2010年9月作成)