大学生のインターンのみならず、
高校生、中学生、小学生まで、職業体験として受け入れている中小企業の社長さん
とお話をする機会がありました。
CSR(企業の社会的責任)の一環(半ば義務)としてとしておやりになっているのですか?
とお聞きすると、意外な答えが返ってきました。
大学生でも一週間、小中高校生だとたった一日しかない。
そんな短い時間で、自分の職業が何か、どんなことをやっているのか、
を説明するのは従業員としても大変である。
しかし、その説明をすることで自分が何を仕事としているかを自覚し、成長する。
とのこと。
インターンや職業体験を受け入れることは自社の社員を育てる機会である、として
積極的に捉えられているのでした。
他人に教える、という体験を通じて、
漫然とやっていた仕事を客観化(言語化)しなければならず、
成長するのでしょう。
受け入れているうちに、そうした効果を実感された、
というのが本当のところかもしれませんけれど。
(2010年10月作成)