知財技能検定には、「学科試験」と「実技試験」があります。
さて、その違いは何でしょう?
よく質問を受けるのですが、私は、
「管理者」としての法律的知識を問うのが「学科試験」
「管理者」の実際の仕事を想定した知識を問うのが「実技試験」
と答えてきました。
が、ふと、不安になり、知的財産教育協会に問い合わせをしてみました。
すると、
的確で分かりやすい回答ですから、それで結構です
と返答が来ました。
ちなみに、公式には、
学科試験は、知的財産の管理業務に関する、関連法規を含めた、知識を問うもの
実技試験は、知的財産の管理業務に関する、課題の発見と解決の能力を問うもの
ということです。
(でも、公式な答えがよく分からないから、私などに質問されるのですよね。)
次の質問としては、
仕事(実務)をしていなければ合格できませんか?
というものが多いのですが、
仕事の場面を想定して法律的な知識を勉強すれば大丈夫
と答えています。
事実、実務経験無しに多くの方が合格されています。
(2010年11月作成)