趣味のバードウォッチングつながりの友人が、野鳥に関する仕事に就いた。
環境アセスメントの一環として、野鳥や渡り鳥を観察したり、
その数をカウントしたりする仕事である。
羨ましい仕事に就いたな、と祝杯を挙げたのは何年前だったろうか。
そんな彼から電話があった。
きっと観察の現場からなのだろう。非常に聞き取りにくい。
おまえのことおもいだしたんだ、とりたいしょうひょうをあとでおくるから
と、携帯電話のマイクに吹き付けているであろう風の中から聞き分けた。
ファックス? メール? メールの方が有り難いな、
字が潰れて見えないといけないから!
と、ようやく会話をして電話を切った。
どんな鳥が、去年は何羽で今年は何羽、といったモノかな、
と期待でワクワクした。
その夜、届いたメールには、
『バードFハンター』という商標が取りたい
「F」は 姿=figure の意味です
とあった。 ん? 何だ?
あっ「鳥対照表」じゃなくて、「取りたい商標」だったのか・・・
(2010年11月作成)