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◎開業する弁護士さんの動機

 大企業の法務部は、最近では予防法務と事後法務とに大別され、
予防法務の領域を増やそうというところが多いそうです。

 予防法務は、社内でないとこなせない仕事が多く、
スタッフに限りがある場合には、事後法務の仕事を社外に出す。
つまり、法律事務所に仕事を依頼するわけです。

 さて、以下は、私が直接または間接的に知っている弁護士さん
から得た情報から感じたことです。

 企業法務に勤務した経験のある弁護士さんは、
 
    事後法務の方が自分にとっては楽だから法律事務所に転職する
               (法律事務所を設立する)

 という方と、
 
    事後法務の仕事は、予防法務に比べてつまらないから他の企業に転職する
 
という方に大別されているような気がしています。
(『事後法務の方が楽だから』については、ちょっと語弊があるのですが、
 心煩わせること少なくして稼げる、という感じのことが言いたかったのです。)

 で、私が何を考えたのか。

   自分にとって楽、とは、純粋に楽しいとか、
   使命感を感じられるとか、
   ストレスがあまり苦にならない

ということを、私の場合には重視しているな、と気づきました。

    (2011年2月作成)