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◎人間的成長無くして(2/2)

さて、

   人間的成長なくして、特許明細書の作成スキルに進歩無し

という命題に基づいて考えてみると、最近の自分は、

   調和

ということを意識している、ということに気づきました。
 さて、何との調和なのか。

   a)法律や審査基準との調和
   b)技術開示と取得したい権利範囲との調和
   c)発明者の考えや希望と知財担当者との調和
   d)自分のスキルと、求められているスキルとの調和

などが列挙できましたが、まだまだあるかもしれません。

 「品質」には、色々な切り口からの品質があります。
 時間という物理的な制約の中で、色々な切り口でなお、調和が保たれる特許明細書を作成するには、
人間的に成長してゆかなければならないのだろう、と考えるに至りました。

   (2011年3月作成)