さて、
人間的成長なくして、特許明細書の作成スキルに進歩無し
という命題に基づいて考えてみると、最近の自分は、
調和
ということを意識している、ということに気づきました。
さて、何との調和なのか。
a)法律や審査基準との調和
b)技術開示と取得したい権利範囲との調和
c)発明者の考えや希望と知財担当者との調和
d)自分のスキルと、求められているスキルとの調和
などが列挙できましたが、まだまだあるかもしれません。
「品質」には、色々な切り口からの品質があります。
時間という物理的な制約の中で、色々な切り口でなお、調和が保たれる特許明細書を作成するには、
人間的に成長してゆかなければならないのだろう、と考えるに至りました。
(2011年3月作成)