あるビジネス書を読んでいて心に残ったキーワードとして、
対人感度
という言葉です。
そのビジネス書の著者は、
コミュニケーションの肝は『対人感度』にある
という使い方をしていました。
知財コンサルティングと一般の知財実務との相違は、この『対人感度』の要否ではないか、
と思います。
この発明内容で特許明細書を作成してくれ
という依頼に基づく知財実務では、『対人感度』は高くなくてもできることが多いのですが、
『対人感度』が低いと、知財コンサルティングでは、ほぼ上手くいかないと思います。
(もちろん、知財実務でも『対人感度』が低くては上手くいかない仕事も多いのですが)
(2011年4月作成)