ある会議に出席し、その会議が分科会に分かれ、
その分科会が解散した直後に、
「ちょっと話をしたい」、と最初の会議の総括リーダである大先輩に呼び止められました。
空いていた会議室に通され、「あと10分あるな」と前置きしつつ、
君のことは、札幌のI君から良く聞いている
と切り出され、
中小企業と知財のことを最近どう考えるか?
という趣旨の質問されました。
時間を気にしつつ、私が思うことをできる限りコンパクトに喋りました。
私は、意見交換をさせてもらうつもりだったのですが、大先輩からは特にお話しはなく、
(私は聞き出す能力が低かった、ということですね)
この資料について、意見があったら欲しい
と資料を渡され、ピタリ10分後、会議室を一緒に出ました。
このリーダは凄い
と感じました。「やられた」という気持ちにもなりました。
10分という短い時間に、様々なことを私から引き出し、
宿題も渡された私は、更に考えざるを得ない状況に残されたのでした・・・
(2011年4月作成)