ある勤務弁理士から、彼が友人と呑んでいて出たという愚痴について聞く機会がありました。
彼の友人が勤める特許事務所の所長が、ある緊急の仕事を打診されて断ったことに
その友人は腹を立てた、ということらしい。 彼も友人と同意見だった模様。
経営者にならないと分からないよ
という台詞では、彼も彼の友人も成長しないだろうな。
瞬間的にそう思った私は、なぜか、以下のようなことを口にしました。
その所長さんが、何と何とを比較して、
最終的に断るという結論を導いたのか、想像したらどうか。
その所長さんにも一理ある、ということにまで想像が及ばなければ、
あなたも友人も成長できない。単なる愚痴で終わる。
その愚痴は創造的ではなく、時間の無駄であり。
単なる批判なら発展性は無い!
さて、これを横で聞いていた先輩弁理士Mさんが仰いました。
的場さん、成長したねえ。
あらま。
M先生、ありがとうございます
さて、その場では誉められたことが嬉しくてお礼を述べたのですが、
ちょっと時間が経った今思い返すと、
誉められたレベルがまだまだ低く感じられ、ちょっと恥ずかしい気持ちになりました。
(2011年5月作成)