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◎やめる勇気(2/2)

 前のコラムで「時」を読んで判断するのが、経営者の仕事であり、
それが辛いことだ、と書きました。
 しかし、書き終えて一晩が過ぎ、ふと気付いたことがあります。

   経営者が従業員でいることを辞めたのはなぜか?
  (ここにいう「経営者」は、従業員を経験した後に独立または起業した経営者のこと)

 従業員は、経営者の判断に自分の身を委ねなければならない、という辛さがある。
この辛さから脱却するために独立または起業した、という経営者は少なくないはず。
 翻って、従業員の多く(一部?)が、その組織における経営者を目指して働くのも、
自分の判断にて「時」を読み、組織を動かしたいからではないか?

 自分の判断で物事を進める、あるいは中断中止を決定する、勇気は必須。
独立や起業って勇気ある決断の繰り返しだったけな、と思い出した次第です。

 オーナーM氏の今後の巻き返しを、今、改めて祈っています。