ある業界の素人や未経験者が、その業界で経験を積んだヒトたちに対して、貢献できることとは何か。
ぼんやりと考えてはいましたが、
「素朴な疑問、素直な疑問」を正面からぶつけること
である、と考えるようになりました。
ある仕事や業界で経験を積んだプロは、基本を積み上げてから応用し、
実践にて基礎を磨いています。
しかし、どれだけ基礎を磨いても、まだ新たな方向から磨けないだろうかと、
ひそかに考え、あるいは不安を抱いています。
よって、業界素人から「素朴な疑問、素直な疑問」を正面からぶつけられると、
磨いてきた基礎を更に磨いたり、新たな磨き方に気付いたりできる。
これが、コンサルティングという仕事における依頼者への貢献のひとつです。
経験のない業界や分野の仕事の前には、
事前準備として、その業界のことを調べたり、文献を読んだりします。
しかし、頭でっかちになることならないようにする。
素朴な疑問の重要性に気づいてからというもの、
その疑問を質問として準備する、といった事前準備を大切にしています。
(2011年10月作成)