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◎「見解」を求められて募るストレス

 拒絶理由通知を受け取った後、理由の妥当性や、
補正による限定要素やその可能性などのコメントを付けて、出願人様へ送付。
 これは、一般的な仕事の流れです。

 しかし、こちらのコメントに対して、返事がナカナカ来ない。
当然のことながら期限があることなので督促すると、

   こういう補正(かなりの内容変更)をしたら進歩性有りとなりそうか、
   見解を示してくれ、進歩性クリアの見込みがないなら、手続きを見送る

という趣旨の返事がようやく来ました。
 この出願人様の仕事では、以前にもこれとそっくりの流れがあったのです。

そのときは、もう一人の代理人と協議し、

   進歩性クリアの見込みをはっきり申し上げることは困難だが、
   難しいように思える、理由はこうである・・・

と返信をしたところ、

   手続きはしないこととします

とのお返事がありました。
 こちらは二人が時間を使っているので、検討料は頂けるのか? と問い合わせたら、

   そんなことで請求書を切るのか?

というような返答ニュアンスでした。

 あ~あ、また同じような展開が予想される・・・(泣)。

      (2011年11月作成)