拒絶理由通知を受け取った後、理由の妥当性や、
補正による限定要素やその可能性などのコメントを付けて、出願人様へ送付。
これは、一般的な仕事の流れです。
しかし、こちらのコメントに対して、返事がナカナカ来ない。
当然のことながら期限があることなので督促すると、
こういう補正(かなりの内容変更)をしたら進歩性有りとなりそうか、
見解を示してくれ、進歩性クリアの見込みがないなら、手続きを見送る
という趣旨の返事がようやく来ました。
この出願人様の仕事では、以前にもこれとそっくりの流れがあったのです。
そのときは、もう一人の代理人と協議し、
進歩性クリアの見込みをはっきり申し上げることは困難だが、
難しいように思える、理由はこうである・・・
と返信をしたところ、
手続きはしないこととします
とのお返事がありました。
こちらは二人が時間を使っているので、検討料は頂けるのか? と問い合わせたら、
そんなことで請求書を切るのか?
というような返答ニュアンスでした。
あ~あ、また同じような展開が予想される・・・(泣)。
(2011年11月作成)