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◎商標に弱いという受験生の傾向

 私の事務所で1年半のインターンを経験した後に特許事務所へ就職したK君。
 彼がやってきたのは、一次試験には合格したという2009年の夏でした。
その秋、毎週彼には商標の宿題を出し、その後、意匠も鍛えました。

 彼は2010年に二次試験を突破したものの三次試験で涙を呑んだのですが、
本年、最終合格を果たしました。
 彼の言葉の中に、

   意匠と商標は、受験生仲間の中でも自信を持てた

とあったので、ちょっと嬉しかったな。
 さて、ちょっとだけ分析すれば、現在の受験生については、商標や意匠のレベルが落ちている、
ということが透けて見える、ということです。
 換言すれば、商標に自信が持てれば、相対的には上に行ける、ということです。

 私のお薦めは、逐条解説で商標を徹底的に鍛え、その後、意匠の勉強をする、
という手順です。
 簡単ですが、参考となれば幸いです。

    (2011年11月作成)