以前は、年末や年度末には、奮い立つ緊張感が沸いてくるものでした。
しかし、一昨年の年度末に感じたのは、
年中行事になって失われてきた緊張感
だったように思い出します。
忙しいことと、忙しさに付いてくる売り上げ、それらが醸し出す安心感・・・
こうした「年中行事」に対して、どこかで
このままで良いのだろうか
と抱き始めた漠とした不安。
その不安は、「東日本大震災」によって別の何かに変化してしまいました。
その「何か」が、まだ明確になっておらず、「行き場を失った感」がぬぐえずにいます。
(2012年4月作成)