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◎ボランティア活動とその報酬

 あるボランティア活動に関わっていたところ、その活動に対して公的機関から「活動費」が出ました。
その「活動費」の金額、趣旨などに対して、メンバーで交わした議論は、なかなか深いモノでした。

 活動費を受け取ることを前提に、次の活動にも「額」の分の義務感が生じるので、
純粋には「ボランティア」ではなくなる、とか、
 この活動に見合わない金額しか受け取れないのだから「ボランティア」なのだ、とか・・・

 この議論は、自分の中ではある程度の結論が出ていたつもりでしたが、
他のメンバーの考え方を聞く(受け入れる)ことで、「多面的なモノの見方へのスキル向上」に繋がる、
という気がしました。
 ボランティア活動が「人間力の向上」につながる、というのは、こういう部分でもあるのでしょう。

 さて、悪いけどボランティア活動をした事がない人に、この議論に加わって欲しくはありません!
どれだけ本を読んでも、頭だけで考えても、体験しなければ理解できない領域がたくさんあるので。
(やったことが無い人が、体験した人や体験中の人にアレコレ言うのは失礼なのです)

   (2012年4月作成)