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◎教え甲斐のあるヤツ

 年齢、経験とともに「教わる」というポジションに比べて「教える」というポジションが増えてきます。
教える立場として「教え甲斐のあるヤツ」というのは、どういうタイプなのか?

   一を聞いたら十を知ろうとする
   やる気が表に出ている
   向上心はあるが、素直でもある

 たぶん、色々なところで議論されているテーマだとは思いますが、
私がポイントの一つだと考えていること。それは、

   自らが身に着けたら後輩に教えることを厭わない

ということです。

 知識にしてもスキルにしても、教えた後輩が更に後輩を育ててくれなければ、
人材の「拡大再生産」どころか「単純再生産」にもなりません。
 教えることを厭わない、ということが滲み出ているヤツは、
「アウトプット」を前提として身に着けようとしているから、吸収力も高い。

「教え甲斐のないヤツ」というのは、上記の裏返し。たとえば、

   他人に教えるなんてことは考えておらず、自分のスキルが向上すればよい

というタイプは、当然ながら自己中心的。他人を利用することばかり考えていそう。
 そんなヤツ、入社試験で落としてくれよなぁ・・・と思いませんか?

   (2012年4月作成)