14,5年前つまり電子メールが普及し始めの頃、
電子メールを介して議論(談義かな?)をしてくれる知人、友人が何人かいました。
しかし、今、メール談義をする機会はほとんど無くなっています。
電子メール談義が減った原因は、何でしょう・・・考えてみました。
a)自分も知人達も年齢が上がり、立場が忙しくなったから。
b)齢を重ね、青臭い議論が恥ずかしくなってきたから。
c)議論で得られる知見よりも議論によって生じるストレスを避けたいと思うようになったから。
いずれであっても、議論や談義であるから、相手がいないことにはできない・・・
電子メールでの議論の利点は、喋るよりも時間を掛けることができること、
客観的に見直したり、言葉を選んだりする時間があることです。
メール談義の機会が減ったことで、自分の考え方が偏ってきてはいないか、
心配になることがあります。
自分の考え方が偏っていることを相手から直接たしなめられたり、気付かせてもらったりできる機会
として、メール談義は貴重だと思うから。
(2012年5月作成)