福島県庁に勤務する友人に会いに行ってきました。
「大変だったんだよね」といきなり失言をしてしまう。
現在進行形なんだ。(今も大変なんだよね・・・ごめん)
1年2ヶ月が経ったけれど、
他県の皆さんは少しずつ(良い意味で)忘れていけるけれど、
記憶も風化しているだろうけれど、・・・と続く。そして
福島はあの時から変わっていない、
変われずにいるんだよ、時間が止まってしまっているんだ。
という重い言葉。
原発事故は手を着けられないことを非常に多く生んでしまったので、
岩手、宮城とは異なり、復興が進まない(というよりも「止まったまま」なのだそうだ)。
手を着けられないから変われない、
変われないことによるストレスを、県民全体が感じ始めている、とのこと。
「重い言葉」なのだけど、実感はできない。
自分には表面的にしか聞こえていない。 もどかしく、かなしい。
(2012年5月作成)