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◎VC出身の役員さんによる視点

地方都市で成功し、大都市圏へ進出し始めたベンチャー企業からの依頼で
打ち合わせに出向きました。
 事前の電話にて、ビジネスモデル特許云々、との会話があったので、
打ち合わせ前に簡単な資料をお送りするとともに、先方からも対象事業の資料を送っていただきました。

 普段は、ビジネスモデル特許云々、と聞いてしまうと警戒心を抱きつつお話を進めます。
特許や商標に対する過度な期待をされているか、逆に特許なんて全く役立たないが社命だから仕方なく、
といった方が多いからです。
 しかし、予想に反して、非常にスムーズな打ち合わせとなりました。

 打ち合わせの最後で、スムーズさの理由が判明しました。
打ち合わせをしてくださったその会社の役員さんは、ベンチャーキャピタルのご出身であり、
特許、商標の視点でもベンチャー企業を診る、ということをやってこられた方だったのです。

 特許や商標に対する過度な期待はなく、かといって知財は全く不要という極端な見方もなく、
非常に冷静な議論にて的確に判断いただくことができ、とても嬉しかったです。

    (2012年6月作成)