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◎企業内研修の講師という仕事(1/2)

企業内で行われる研修の講師、という仕事を、ここ数年、年に何度かやらせていただいています。
この仕事は、「大学での講師」という経験が営業的に活きていたり、実質的にも活かせたりしています。
 権利化業務を担当している、という理由で企業内研修の講師を引き受けている、ということではなく、
権利化業務は担当させていただいていないのに、企業内研修の講師を、というオファーを頂いている、
ということです。
 換言すれば、権利化業務を担当していらっしゃる弁理士さんを差し置いて、研修講師をやらせていただくことがある、
ということです。

 ここでお伝えしたいのは、私の自慢ということではなく、企業内研修の講師という仕事も、
競争して勝ち取る仕事になってきているのではないか、ということです。

 研修講師は、特定企業のご要望が抽象的な場合と、具体的な場合とで、準備時間が大きく異なります。
当然、後者の方が準備に要する時間は長い。
 当然、権利化業務を担当していれば、後者についての準備時間が少なくて済む。
だからこそ、権利化業務を担当していれば企業内研修の講師を引き受けられる、ということにつながっていたはず。
 しかし現に、権利化業務を担当していない私が、企業内研修の講師をいくつも引き受けています。
「企業内研修の講師」という新たなカテゴリが誕生している、ということが言えるのではないでしょうか。

     (2012年6月作成)