東京工科大学アントレプレナー専攻大学院の授業に、ゲスト講師をお呼びしました。
インターネット上でのバイラル広告という独自の世界を切り開いた
ロカリサーチ社(http://www.loka.co.jp/corporate/)の代表取締役 伊藤直也さんです。
起業されて8年。さまざまなリアルな体験(波乱の展開や苦労話)に、学生は真剣に聞き入っていました。
私が期待していたお話もして下さいました。
ロカリサーチ社が取得した特許第4846522号は、営業活動、投資家などに対する信用の獲得に役立った、というものです。
(インターネット広告関係の特許は、出願数は少なくないものの、特許査定に至るものは多くありません。)
特許を取得したことをプレスリリースした後は、相手方に対して
「ちゃんとしている会社」という印象を与える(変える)ことができた、ということでした。
プレスリリースの案文に対してもアドバイスさせていただいたこともあって、本当に嬉しく思いました。
企業活動において特許が本当に役に立っているのか? という声が聞こえることもありますが、
ちゃんと役立てるようにするところまで、自分の仕事の範囲にできたという実感を持てる事例でした。
(2012年8月作成)