社長交代、内部分裂といった危機を乗り越えて成長軌道に乗りつつあるベンチャーの社長さん。
自分の体験について、
やりたいこと(夢)、やれること(能力)、ニーズ(*) の3つが一致したところだけに注力する
という方針を、起業当初からブレずに続けている、という言葉が印象的でした。
(* 「ニーズ」=適切なお金を払うことが前提のニーズ)
彼の会社とは規模が100倍くらい異なる、広い意味での同業A社に対しては、
創業者社長なのに、やりたいことではなく、儲かりそうだからやっている、
という姿勢には納得できない
とバッサリ。 やっぱりブレはない。
事業は順調な時だけではない。困った時、辛い時が必ずある。
そんな時に、「やりたいこと」ではなかったら投げ出してしまうはず。
と続けて出てきた言葉も、最初に繋がります。
三番目の「ニーズ」が一番難しいところでしょうが、
これを追いかけているうちに、多くのヒトは「やりたいこと」を見失ってしまうのでしょう。
覚えようと思わずに、頭へ入ってしまう 良い言葉を頂きました。
(2012年7月作成)