特許を中心としたライセンス業務に携わる社内弁理士に話を聞いてみました。
私が習った「交渉学」と同じ本を中心としてスキルアップをされていたので、
お互いの共通言語があり、話がとても聞きやすかったです。
外部の弁護士や弁理士が間に入る(交渉の一部を担当する)場合、
彼らのスキルや人間性によって、交渉がうまくいったりいかなかったりすることがある、
ということ。
うまくいかなかった場合の弁理士がどなたであるか推測できてしまい、
身の引き締まる思いがしました。
現場での交渉を何度も経験している彼が、強調していたのは、
テクニックは使うよりも騙されないために知っておくべき。
交渉を成功へ導くのは、クリエイティビリティ。
最終的には、誠実さが一番。
ということでした。
心に留めておきたい言葉をいろいろ頂くことができた貴重な時間でした。
(2012年8月作成)