東京工科大学・大学院での非常勤講師(アントレプレナー専攻)
という仕事をさせていただくようになってから本年で8年目となりました。
社会人をも受け入れる大学院としてスタートしたこともあって、
最初の年(2005年)は、学生さんの平均年齢と私の年齢がほぼ同じでした。
年々、社会人の学生が減少し、アントレプレナー専攻を進学先として選択する学生が
相対的に増えているので、学生の平均年齢がドンドン下がっています。
一方、自分の年齢は、当然ひとつずつ上がっていきます。
その結果、学生さんとの年齢差が大きくなってきました。
経験を積むことによって、授業のスキルは身についてきたような気がしますが、
年齢差、というモノはプラスなのか、マイナスなのか?
プラスもあろうが、マイナスもあるだろうなぁ・・・
そんな答えのでないことを考えてみたところ、初めて教壇に立つこととなった頃を思い出しました。
学生さんの平均年齢が自分と同じくらい、と聞いた。
ということは、半分は年上なのだ・・・
そんな緊張感、恐怖感です。
その緊張感が薄らいだのは、悪いことではないと思いつつ、
緩みすぎていないか?
先日、8年目の最終授業を終え、振り返りながら反省するのでした。
(2012年8月作成)