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◎司法試験からの流れ

弁理士試験の二次試験不合格者に対して、どの科目がどのくらいだった、
という結果がフィードバックされるようになったのは
(私なんぞにとっては)最近のことです。
 昭和40~50年代は、聞きに行くと教えてくれる、という非公式なのか公式なのか曖昧な制度が運用されていた、
と聞いたことがありますが、
私が受験していた頃は、その曖昧な制度は無くなっていました。
 司法試験では、論文試験の不合格者に対するフィードバック制度はずいぶん以前からあるので、
弁理士試験でも「復活」したようです。

 さて、現在の司法試験では、合格者に対して、どのような成績で合格したのか、も開示されているそうです。
そして、その成績は、ロースクールの成績とともに、合格後の就職に大きな影響があるとのこと。
増えすぎた合格者の中から、優秀な者だけを欲しい、という業界のニーズに応えている、と聞きます。
 司法試験にて導入されているのだから、弁理士試験でもいずれ、という気がしないでもないのだけれど、どうでしょう?

   (2012年8月作成)