信頼している知人から何度かお誘いを受けていた朝食会。
何度目かでようやく参加させていただきました。
「ようやく」だったのは理由があります。
ITバブルの頃、誘われた朝食会には、良い思い出がなかったから。
なぜか?
一言で言えば、ギブ&テイク になっていなかったから。
今、思い返してみると、参加者のビジネスマナーが高くなかったです。
表面的には礼儀正しそうにしているけれど、実際には腹が立つようなことが次々ありました。
(自分のことは棚に上げていますが、私もこの頃はきっと生意気だったと思います)
さて、今回はどうだったか。
マナーが良く、爽やかで、感じも良かったです。
しかし、ベンチャー経営者が醸し出す「沸き立つ感覚」、
「刺激的だなぁと思える感覚」はありませんでした。
そして、その場では、そうした感覚が無かったことに寂しさのような思いが沸いてきました。
参加者の問題ではなく、自分の感性が鈍っていることが原因である。そう直感したからです。
しかし、少し時間が経って振り返ってみたら、
自分も経験を積んで、冷静、客観的な判断ができるようになっているかな、
という自己評価もできました。
(2012年8月作成)