著作権に関するある事件報道に関して、議論しました。
その事件報道とは、
数十年前の地震および津波を体験した当時の小学生の作文集を、
行政が出版準備をしたが、
著作権法上のリスクを弁護士が指摘し、前に進まなくなった
というのが概要です。
私;
リスクは確かにゼロではない。
しかし、リスクを引き受けてでも、公のためになると信じる仕事をする
「リーダ」の覚悟や決断が必要なのではないか?!
K氏;
Legalの私としては、彼らと同様の判断をするでしょう。
しかし、心情的には的場さんのおっしゃるとおりと思います。
(K氏は、メーカの法務知財部に長く在籍されていました)
短いやりとりでしたが、
求められる判断力は、立場や現場の状況によって異なる
ということに気づかされました。
(2012年8月作成)