ある会社から電話で相談を受けました。
新たなアイディアに基づいて、既存のビジネスをリニューアルしたい、
ということのようです。
アイディアは新しいと思うのですが、実用新案が取れますかねえ?
と、まず聞かれました。
「物品の形状、構造、組合せ」と解釈できなくもない。
何とかなると思いますよ
そう答えたところ、検討してまた連絡する、と言われ、電話を切りました。
翌日、
昨日の件ですが、登録商標は取れますか?
と電話が掛かってきました。
商品商標ではなさそうですが、サービスマークとしての区分指定はあるので、
3条はクリアできるでしょう。
どんなマークを取得したいか、といったこと一通りお聞きした後、
こんなコメントを頂きました。
費用の問題もあって、実用新案か商標か、悩んでいるんですよ・・・
弁理士試験には出そうもない選択肢が、現実にはあるんですねぇ。
(2012年9月作成)