消火器の体験を消防署の方が指導してくださるイベントのお手伝いをしました。
さて、消火器を使うような場面で最初にやらなければいけないことは何でしょう?
それは、
周囲に「火事だ!」と伝え、119番通報してもらうこと
のようです。
消火器での初期消火は時間との勝負なので、通報は別の方にお願いするほうが良い、ということ。
それだけではなく、周囲の人に避難準備をしてもらうという意味もあります。
消火器の扱い方そのものよりも、声を出す、という訓練の方が大事かもしれません。
大声を出す、ということは、普段はできないことだからです。
地域に関わる活動は、(理屈として知っているつもりでも)体験してみないと気付けないことが
たくさんあります。その体験しておいたら、何かの時に役に立てることが本当にたくさんあります。
それに伴って、視野が広がり、気付けることが増えてきます。
つまり、その体験を通じて考えることは何一つ無駄にならない。これは、ビジネスでの体験と同じです。
しかし、地域活動への参加機会を何となく素通りしてしまうのが、ビジネスマンには多いではないでしょうか。
これを勿体ないと感じること、参加するという心理的ハードルを越えることは、
ビジネスマンとしての幅を広げるために、とても大事なことであると思います。
(2012年12月作成)