コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎相手のことを思う余裕

 週末、あるベンチャー企業の社長さんから、電子メールで「特許と会計」に関する質問が来ました。
急いでで回答する必要があったので、私は知り合いの税理士に電話をして確認を取り、
その社長さんに対して、携帯電話へ連絡を入れました。
 ところが、急いでいるという本人が長いコールの後、留守番電話になる・・・
まあ、ほかのことも忙しいのだろう、と考え、短い回答をメッセージに残しました。

 翌朝、電子メールで、「電話に気付かなかった」というお詫びとともに、
留守番メッセージに対する追加の質問が来ていました。
同じく急いでいるはずだからと、また携帯電話へ連絡を入れました。
 ところが、またも電話に出ず、留守番電話・・・
仕方がないので、またもメッセージを残して電話を切りました。

 昼過ぎ、電子メールをチェックすると、携帯電話の電池切れで電話に出られなかったお詫びとともに、
またも質問が・・・

 ベンチャー企業の社長さんともなると、週末など無いのかもしれません。
しかし、相手は休日を楽しんでいるかもしれない、と考える余裕もないのだろうか。
自分が急ぎの質問をしているのに、回答をもらう準備ができていない(携帯電話の電池切れなど)。

 相手のことを思う余裕を無くしてしまっては、やがて味方がいなくなるでしょう・・・
自分もそういうことがあるのでは、あったのでは、と反省してみる機会になりました。

   (2012年12月作成)