ある研修で、会津若松市を訪れました。
NHK大河ドラマの舞台になっていることもあって、市全体がおもてなしムード。
その中で、最も感動したのが市内を走っていたバスの運転手さん(女性)。
予定時刻に来てくれれば余裕で電車の時刻に間に合うものの、10分ほど遅れてきました。
17時発の電車に乗りたいのですが、間に合うでしょうか?
乗車と同時に尋ねると、
駅までだいたい20分なのですが、雪もあるのでギリギリでしょうか・・・
というお答え。間に合う、に掛けてみようということで乗車しました。
公共交通機関ですから、タクシーのように「急いでください。」と言うわけにはいきません。
しかし、『慌てず、急いで、正確』という運転で、電車の発車時刻に間に合わせていただきました。
「いい仕事しちゃった」と言わんばかりのあの運転手さんの笑顔は、忘れられません。
(2013年3月作成)