コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎特許マップの難しさ

 昨年の秋、知財担当者Aさんのご要望もあって、簡単な特許マップを作成しました。
そして、今年の年度末(3月)に、Aさんの上司である法務部長Bさんとお話しする機会があり、
そのときの話の流れで、その「簡単な特許マップ」をお見せしました。
 Aさんには喜んでいただいたので、Bさんにも褒めていただけるかも、という淡い期待もありました。
 しかし、Bさんからのコメントは期待とは逆の評価でした。

 Bさんとしては、どんなモノが欲しいのですか、とお聞きしたいところですが、
それを聞くタイミングではないな、と察しました。
 Bさんとの話は続きましたが、

   特許マップとしては、こういうモノが欲しいのだ

という注文は、Bさんからはありませんでした。
 お聞きするタイミングが違ったのではなく、
お聞きしても答えを持ってはいらっしゃらなかったのだ、と想像します。

 Aさんの社内的な立場は、発明者と接するポジションですが、、
Bさんは、他部署の部長さん、経営層などと接する立場にあります。

   Bさんにとって役に立ち、喜ばれる特許マップとはどんなモノなのか?

自分で考えなければならないのです。

    (2013年4月作成)