私の趣味である自転車に関する商品が売買されるフリーマーケット(関戸橋フリマ)は、
10年近く前に、自然発生的に(主催者も居ない)始まったそうです。
ところが、自転車人気も会ってかだんだん規模が大きくなり、いわゆるプロも出店するようになり、
2、3年ほど前からは海外からも売り手、買い手が集まるほど大規模になりました。
その結果、マナーの悪い者も増えて、近隣住民に迷惑を掛けるほどになってしまい、
一昨年は中止になりました(警察からの指導があったようです)。
そこで、プロは、きちんとした場所で、きちんとやる、ということとなって、
プロの出展者は、出店料を支払ってある施設を借りてやるようになったようです。
警察からの指導を受け止めたり、施設を借りたり、といった事務手続きや、
そうした手続きの手前側で発生するワーク、とりまとめなどを行った方がいらっしゃるはず。
自分には何の見返りもないのに、自転車を愛する多くの人のためを思って
リーダーシップを発揮したのだと想像できます。
その方のおかげで、プロとアマが分けられたことで健全さを取り戻し、
元の場所で以前のようなアマチュアによるフリーマーケットが再開されました。
名も知らぬそのリーダーは、自転車を愛する多くの方に多大なる貢献をして下さいました。
その方に敬意を表したいと思います。
(2013年5月作成)