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◎中間管理職的な役割を担う人柄(1/2)

 労働集約型のサービス業では、業務量が大幅に増えた場合、トップ自らが増えた業務をこなす。
業務量が減ってきたら、トップ自らが業務を確保するための営業活動に回る・・・
 そうした業務量の「調整弁」をトップ自らがやるのは、普通かもしれません。

 しかし、「従業者の不満に対する調整弁」には、トップ自らがなるのは難しい(ほぼ無理かも)。
すると、中間管理職(的なポジション)を設置して担ってもらうことになる。
この役柄は、本業たるサービス業の能力とは別物であり、人柄に依存する要素が大きい。

 組織としては、人柄で「中間管理職」的な役割を担ってくれている従業者には、評価をする必要がある。
 その評価が「客観的」であることを、「組織」において求められるけれど、「人柄の客観的評価」は難しい。
しかし、難しくても評価(給与やボーナスなどが主ですが)をしないと、
評価されるべき人、その下の人がモチベーションを失ったり、育たない、ということになる・・・

ってなことに知恵を絞り、行動していかなければならない組織のトップ、というのは、大変な仕事です。
 従業員でいるうちは、こうしたことは、なかなか見えてこないのですが。

         (2013年5月作成)