プライベートな友人が技術士でもある、という関係で、
技術士さんの勉強会へ、講師として招いていただきました。
(テーマから外れるので言及は避けますが、技術士は弁理士との親和性が高い「士業」です。)
さて、20名前後の技術士さんと名刺交換をしましたが、独立している方はお一人だけ。
他の方は皆、企業に属されていました。
技術士さん達は、穏やかで健全な向上心に溢れている
と感じました。
同業者には申し訳ないのですが、「穏やかで健全な」とは、弁理士 と比較してのことです。
弁理士が受講者である勉強会や講習に、受講生として参加すると決まって感じるのは、
この研修を受講したら、ナンボ儲かるねん?
この知識をどういう風に使ったら儲かるねん?
という、ギラギラ、ベトベトした空気です。最近は特に。
技術士さん達からはそうした空気は感じられず、
スキルアップや新たな知識の獲得への向上心が爽やかでした。
独立していないからギラギラせずに済んでいるのだ、とも言えるのかもしれませんし、
爽やかなだけでは別の面で足りない、ということは分かっているつもりですけれど。
(2013年6月作成)