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◎安定を求める心とチャレンジの心

 そつなくこなせるようになった仕事がある場合、
その仕事を継続していくことには、安心感があり、経済的な安定もあります。
 そうした安心、安定を求めるのは自然なことでありましょう。

   自然なことではあるけれども、それに甘んじるのはいかがなものか

と、10年前の私なら考えていたはずです。
 (正確な比較ができないのが、つくづく残念です。)

 10年前の自分と比較したら、明らかに安定を求めているでしょう。
大きなチャレンジをしなくなっているし、大きな失敗も減っています(これは自己肯定しすぎかな)。
 小さな失敗も、以前の経験の中に分類仕分けができるものばかり・・・

 これではいけない、と思う気持ちと、まあこれでいいのでは、と思う気持ちとが葛藤します。
10年前の自分の中にも、同じ葛藤があったことは間違いない。
しかし、「まあこれでいいのでは」という気持ちの方が10年前よりも優勢なのでしょう。
それを認めた上で、以下のような言い訳が浮かんできます。

   同年代で比べれば、自分はチャレンジしている方だ

という相対的な推定比較・・・
 これが思い浮かぶ度、自分への言い訳だと分かっているので自己嫌悪に陥ります。
(嫌悪する気持ちがあるなら、まだ捨てたモノでもないかな、と言い訳の上塗り・・・)

     (2013年7月作成)