弁理士試験を目指す人は、「人付き合い」が苦手な方は少なくない。
(私自身、弁理士は人付き合いが苦手でもやって行けそうな職業という気がしていました)
私が受験勉強をしていた頃がそうでしたが、今も変わらないようです。
しかし、知財に関わって生きていくなら、「人間」を学んで「縁」を大切に!
それは、試験勉強を終えてから、という区切りを付けるようなモノではなく、
試験勉強をしながら意識してやっていくべき事だと、私は思います。
試験勉強は、ある期間を限っても勉強していればそのうちにあるレベルに達しますが、
「人付き合い」や「縁」は、期間を限るようなものではないのですから。
「人付き合い」や「縁」を(心密かに)バカにしたり、軽んじている人は、
たとえ弁理士試験に合格しても、知財業界の中でジプシーになりやすい。
客観的なデータはありませんが、実感です。
「知財」がどこから生まれるのか・・・人間
人間とは、単数か・・・ほとんどの場合は複数
どんな複数なのか・・・信頼関係にある複数の人間
とまあ、理屈っぽく「ひと付き合い」や「縁」が大事ですよ、と書いてみても、たいした意味はないでしょう。
何年か社会人をしてきてなお認識できていない人には、伝えても伝わらない(聞こえても実行できない)。
そんなシニカルなことを書いていても仕方がありません。
伝わる人もいると思っているからこそ、こうして書いているのですね。
自分で「当たり前すぎるくらい当たり前」と思ってしまっていることは、伝え忘れてしまうようです。
だから、書いてみました。
試験勉強を通じて「人間」も学んで下さい! その時に得た縁を大切にして下さい!
(2013年8月作成)