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◎地域ブランド育成における失敗分析(番外編)

 この連続コラムを書きながら同時進行で、本テーマに関して親しい同業者と情報交換をしていました。
彼らが異口同音に口にしたのは、

   この問題(と失敗分析)、一般企業でも同じだよね

ということ。
 勿論、私も気付いていました。

   一企業は、社長をトップとして同じ方向を目指している

と書きましたが、現実には、セクションによる利害関係が絡んでいます。
 知財部門がいくら口を酸っぱくして忠告しても、

   識別力の弱い商標を登録してくれ!
   ターゲットを最初から狭くするなんてできるはずないだろ!

と営業部隊から要請される、なんてことは、私の知る限りでも頻繁に起きています。

 組織のこうした現状をナントカできないか、という相談も受けます。
 手を代え品を変え、様々なアドバイスをさせていただいたり、
資料を携えて提案をさせていただいたりしていますが、
 組織を良い方向へ変えていきたい、という熱い想いを支えに、次々行動することだと信じています。
諦めの気持ちと闘いながら。

    (2013年9月作成)