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◎受講者が集まらず中止

 現在の大学には、「就職課」とは別に「キャリアサポートセンター」、「キャリアカウンセリング室」などといった組織、施設があります。
一昨年度、昨年度と連続して、専修大学のキャリアサポートセンターから依頼され、
「知的財産管理技能検定3級合格」を念頭に置いた講座を担当させて貰っておりました。
大学での単位取得には結びつかず、且つ受講料も別に支払わなければならない講座(全8回で数千円)なのですが、
受講者の評判は悪くなかったと聞いています。 学生さんと接していた私としても手応えがありましたし。
 しかし、本年度は受講申込者が採算に合う数に達しなかったために開催しません、と連絡がありました。

 知的財産に感心を持つ学生さんが増えている、と見聞きし、また実感もしていたのですが、急激に時代が変化しているのでしょうか?
資格取得への関心度は、就職率や景気と反比例し、失業率と比例すると言われています。
 就職率が改善され、世の中の景気が回復していることと関係があるかもしれません。

 ある国立大学では、全学部生に知的財産法を必修科目としたという話もありますが、
 知的財産法が流行とは無関係な必修科目、というレベルには、まだまだ遠いのかもしれません。

      (2013年10月作成)