別コラムに「タフネゴシエータの難敵」として書いたのですが、
それなりの組織で役員クラスを経験すると、異業種で社外取締役となる機会を得る方が
いらっしゃるようです。
社外取締役、というポジションは、
ある業界にどっぷり浸かっていると見えなくなってしまうことを柔軟な眼でチェックしてくれる
ありがたい存在である、くらいに思っていました。
しかし、「タフネゴシエータの難敵」となった社外取締役は、
取締役を務めることとなった会社のことを知ろうとするよりも、
自分の得てきた知識や経験を、押し付けようとしているだけ、のようでした。
「柔軟な眼」が求められているというのに、固い頭と古くて濁ったフィルタだらけの眼しかない。
そんな人、「社害」取締役でしかないよなぁ・・・
シンガーソングライター佐野元春さんの「ガラスのジェネレーション」という唄の中にある
つまらないオトナにはなりたくない
というフレーズがお気に入りなのですが、その変形バージョンとして
頭固い爺にはなりたくない
というのを加えておくことにします。
(2014年2月作成)