デザイン学部の学生向けに授業を受け持って3年目。
第5回目の授業の終了時に小テストを兼ねたアンケートを実施しました。
授業に対する改善提案なども書いてもらったのですが、
私が最も驚いている点を列挙してみます
・スクリーンが明るくて見にくい。
(教室前方の照明を消し忘れたことがありました。)
・マイクの音量がちょっと大きい。
(マイクを使わずに授業をしていたら、使って欲しいという声があった)
・冷房をもう少し強くしてもらえないか?
これらになぜ私が驚いているのか、というと、
授業の最中にひとこと言ってくれれば済むことでしょ?
ということばかりだからです(昨年も同じようなことがありましたが)。
上記の疑問を2,3人の大学院生へ、授業前に尋ねてみました。
・誰かが言ってくれるのを待っているのだと思います。
・誰も言ってくれないなら、自分が言うほどのことでも無い、
ってな辺りではないでしょうか。
・皆の前で言うくらいなら、アンケートで書く方が気楽なんです
といった返答をもらいました。
私語はほとんど無く、大抵の学生は熱心に聞いてくれているようなのですが、
皆の前だと発言できない、というおとなしさ、は心配になります。
デザインの仕事って、プレゼンテーションやら、人前で発言する機会は多いんだよ、
ということを、残りの授業のどこかで発信しようと策略中・・・
(2014年5月作成)