攻撃は最大の防御、という言葉があります。
この言葉に倣って、マーケティング活動(*)を表現すれば、
情報発信は最大のマーケティング
と言えないでしょうか。
お客様にどんなニーズがあるのか、ということについて
どんなに勉強しても、議論しても、ニーズにはたどり着かない。
ところが、どんなニーズがありますか? と尋ねてみても答えていただけない。
答えていただけないのは、ニーズがないのではなく、答えられないからのです。
明確になっているならば、すぐに要望として出てくるはずだから。
(明確になっているニーズは、「ウォンツ(want)」として区別するマーケティング書もありますね)
尋ねても出てこないのですから、同意を求めるような、または反論を誘うような情報発信をすれば良い。
自分の想像力を駆使して、
こんなニーズがあるのではありませんか?
と表現し、情報発信(または質問)してみる。
たたき台(提案書)を批判したり、同意したりすることは、
自らのニーズを表現することよりもずっと易しい。
そうした批判や同意の反応(を収集すること)こそが、マーケティング活動ではないのか。
言うは易し、ですが・・・
*マーケティング活動とは、自ら(自社)に適したお客様を探す活動、
自らのお客様に適しているサービスが何かを探す活動、
という意味のつもりで記しています。
(2014年6月作成)