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◎現場を疑似体験するための試験挑戦

 以前、このカテゴリのコラムにて、中小企業診断士の資格を取得することについて、
私の考えを書いたことがありました。
 そのコラムに対して、インターネット上にてある方がご自身のブログでコメントをしており

   的場は、中小企業診断士の資格を取得を薦めていない

というようにネガティブな意見として流れているようで、情報発信の難しさを感じていました。
(人気漫画の「鼻血描写」が批判された作者の気分、・・・って大げさですね・笑)

 さて先日、インターネットにて上記のコメントを読んだらしき弁理士さんから、

   中小企業診断士に挑戦しようと思うのですが・・・

とおそるおそる尋ねられました。
 おそるおそる、だったので、私は笑いながら

   ああ、ネット上での批判コラムを読んだんですね

と前置きしつつ(推測はやはり当たっていました)、
 コンサルティングの現場を(擬似的に)体験する、という機会が欲しい
という目的ならば(そういう目的を持つと良いですよ、という気持ちを込めて)
とても良い方法ではないか、と答えました。

 試験にチャレンジはしていませんが、私自身、中小企業診断士の試験対策本をいくつか入手し、
目を通していた時期があります。
 それは、現場を疑似体験する、という目的でした。
 その後、知り合いになった中小企業診断士とは、本で得た知識と現場とのギャップを質問する、
といったことで、大いに役立ちました。
 現場を体験している専門家でないと分からないことを質問したり
引き出して頂くきっかけは、共通の話題を持っていることが重要だからです。

 要するに、現場が大事、色々な人と現実に会って話をすることが大事、
ということが、(批判の対象となった以前のコラムでも)言いたかったのです。

   (2014年6月作成)