実は、自分が(キャリアに最も関心があるであろう)20代の頃に「キャリアプラン」
という言葉はたぶん無かったし、聞いていたとしても、なじめなかったでしょう。
「キャリアプラン」を現在の自分がなじめる言葉に置き換えると、
キャリアプラン(の策定および実行) → 自己実現
でしょうか。
さて、キャリアプランの策定および実行、つまり「自己実現」を成し遂げるためには、
a)「自己」が何であるか
b)「実現」のためには何を実行しなければならないか
という2つを探求し、実行し続けることが必要です。
「自己」の中には、
a-1)ぶれない信念
a-2)進化させ続けるべき考え方(柔軟性)
の2種類があり、この2種類の区別と使い分けが大事だと思います。
a-1)について補足すると、
信念が固まっていないと、探究心や行動の原動力がちょっとしたことで失われます。
いわゆる「ぶれる」ことになります。
a-2)について補足すると、
信念さえぶれなければ考え方を少々変更してもかまわない、
という柔軟性が無いと、行き詰まってしまうのです。
これらは、マーケティングにおいて「自社の強み」を分析することによく似ている、
と私は思います。
そしてその裏側では、「苦手なことを捨てていく」という決断が伴っていることも。
(2014年7月作成)