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◎情報発信はマーケティング活動(4/4)

 「たたき台(提案書)」(の作成にチャレンジすること)は、ハードルがけっこう高い。
それよりもハードルが低い情報発信の方法は無いのか?
 ハードルが低いかどうか別にして、「ヒアリング」でという方法があります。
相手に質問をする、ということですね。

 どのような質問をするのか、ということを準備し、決めていくのは、
たたき台の作成に似ています。
 質問なのだから「情報発信ではない」というのは誤解であり、
ヒアリングには想像力が必要で、創造的なスキルも必要です。

 質問に対する相手の答えによっては、次の質問で困ってしまうこともあります。
以後の質問が全て無意味、という最悪の事態もあり得ます。
 そんな事態となってしまった場合には、瞬発的な想像力や創造力も要求されます。
そういう瞬発力がないと、大きく恥をかくことになるのです。
 たたき台で「外してしまった時」と同じですね。

 ただし、ヒアリングの場合、たたき台よりもビジュアル的な創造力を省略できる。
それゆえ、たたき台よりはハードルが低いように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
また、年齢や経験を重ねることによって、「外した時」の自己フォローは、
「口先」だけで何とかなる(ような気がする)という点も、ハードルが低いかもしれません。

 たたき台にしてもヒアリングにしても、失敗が許されやすい若さのあるうちにやっておかないと、
一人前のビジネスマンになるのは困難ではないか、と私は思います。
 本コラムでテーマとした情報発信やマーケティング活動とは無関係に。

     (2014年6月作成)