先日、大学および大学院での講義(全15回)を終了しました。
大学での履修登録者は約60名。
授業へ出席してくれるほぼ半数の顔ぶれは、回を追うごとに固まっていきました。
一方の大学院では履修登録者が7名。
毎回、ほぼ全員が出席してくれました。
大学院生のT君が
先生(私のこと)の授業は、学部生も受けるべきだ
と言ってくれましたが(ヨイショしなくていいよ・笑)、私は即答しました。
学習意欲が沸いてくるタイミングがあるんだよ、きっと。
T君にしても、学部生時代に「知的財産」への興味が沸いたかどうか、
疑問に思うのです。大学院に進学したからこそ、学びたくなったのではないかと。
学びたくなるタイミングには、個人の関心事以外にも、世の中の流れも大きく影響するでしょう。
同時に、世の中の流れにつられて、個人の関心事も変化するのでしょう。
大学(デザイン学部)での講義は、3年目を終えました。
1年目、2年目、3年目と、受講生数は増えています。
しかし、世の中の流れは、自分が思っているよりも緩やかなようです。
(2014年8月作成)